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気がついたら2週間近く経ってしまいました。5月最初のニュースレターです。
先週末無事に47歳の誕生日を迎えました。パンデミックに入って3回目。3回目!の誕生日です。いまだにほとんどスーパーくらいしか行かず、人とも会わず、外食も映画にも行っていない我が家ですが、超厳しい夫が最近になりようやくテイクアウトならいいか、、、と規制が緩んで(笑)きたので、2年以上ぶりにフィッシュ&チップスやお寿司などを食べ、好きな近所のお店でずっと買いたかったものを買い、自分へのプレゼントとしては万年筆とインクをレベルアップし、翌日の母の日にはトロントにいる長男とFacetimeで話し、家族でハイキングに行き、大満足の週末でした。たくさんのメッセージもいただき、本当にありがとうございました。
しっかりアラフィフの域に入って思うのは、歳を取るということはなんという特権かということ。この歳まで生きたくても生きられなかった友達や知り合いのことを考えると、歳をとるのが嫌だ、とは絶対に言えないなと思います。
前回のニュースレターにも書いた通り、色々と思うことがあり、Twitterをしばらくお休みしています。今までは私にとってはネガティブよりもポジティブの方が勝っていたTwitterが、最近そのバランスが逆になっている気がして、ログインするたびにうんざりすることが圧倒的に増えたからです。今まで、インスタに投稿するとTwitterに自動投稿するツールを使っていましたが、それも今はオフにしてありますので、もしよければインスタの方でフォローしてください。マストドンのほうはまだのどかな感じでポツポツと日々のつぶやきを投稿しています。
ポッドキャストの方も、先週末はバースデイウィークエンドということでお休みしました。最新のエピソードでは高校生の里子を迎えられた桜猫のらさんとお話しています。
奇しくも、ちょうど昨日、ブレネー・ブラウンが夏の4ヶ月間サバティカルとして休みを取り、SNSも投稿を休むという告知をしていました。彼女のサイトに書かれているbブログを読むと、
Between stimulus and response there is a space. In that space is our power to choose our response. In our response lies our growth and freedom.” —Viktor Frankl
刺激と反応の間にはスペースがある、そのスペースの中に反応を考えるパワーがある。そしてその反応の中に我々の成長と自由があるのだ、というこの引用は、誰が言ったのかはっきりしないようですがおそらく「夜と霧」を書いたヴィクトール・フランクルだろうとのことです。
パンデミック3年目に入り世間の一部の人はパンデミックは終わった、と普通の生活に戻りつつありますが私たちのメンタルヘルスは思った以上にダメージを受けていると感じます。マスク無しでいろんな場所に行けるようになったことに戸惑いつつ(私は今でもどこに行くにもマスクを着用していますが)だからと言っていきなりパンデミック以前の生活に何もなかったように戻れるのかというとそうではありません。色々なものがオープンし、人が移動し始めたため、私も遠くから人が訪れることが増えました。先週末は一人芝居のツアーで友人がビクトリアを訪れ、彼とはパンデミック中に知り合ったので、Zoomではなく今回初めてIn personで会うことができました。これは嬉しい出来事でしたが、それでも色々なことが一気に再開し始めて、そのスピードに戸惑っている人も多いのではないでしょうか?
ブレネーが夏の間休むという告知を見た時、Twitterをしばらく休もうと思っていた自分と重なるものを感じました。ブレネーがSNSを休むから私も真似して、、、と、そこまでのファンガールではありませんが、スペースが必要である、という彼女の言い分には深く同感し、自分がやろうとしていることは間違っていないのだと安心しました。インフルエンサーのように、実際に生活費をオンラインでの活動で稼いでいる人でなくても、ネットである程度の活動をしている人は、発信をやめるというのは怖いことであることに変わりないと思います。それでも、今私はしばらく空白の時間が必要だと感じているので、しばらくおとなしくしようと思っています。
このニュースレターも、Twitterにはリンクを載せませんので、登録していない方はぜひ。ニュースレターは引き続き配信する予定です。ポッドキャストも、今のところお休みする予定はありませんが、しんどいなと思ったらお休みしようと思っています。
1月から関わってきて、毎日投稿してきていた”夢:Digital Dreams”のプロジェクトが5月16日に最終日を迎えます。カナダ時間16日月曜日の夜には14人のアーティストがペアでコラボしてきた作品のオンライン発表会がありますのでお時間の合う方はぜひ参加してください。誰でも参加できます。リンクはこちら。
私は今の時点で水彩画の100日プロジェクト、夢プロジェクトの投稿、ジャーナリング、そして毎日のエクササイズ、と「毎朝やること」が4つあるのですが、100日プロジェクトもあと10日ほどで終わり、夢プロジェクトも16日で終わるので、朝のスケジュールが少しだけ楽になるのが嬉しいです。ジャーナリングとエクササイズ/瞑想は終わりのないものですが。
先週のブッククラブでは、「人間というものは自分を愛している分だけしか他人を愛することができない」ということについて話しました。セルフラブの難しさ、他人が自分を見ている眼差しで自分を見ることができない辛さ、ありのままの自分でいられず仮面をかぶって生きてき過ぎたためありのままの自分がどんな自分なのかわからないことなど、たくさんみんなでシェアできた回で、それ以来ずっとそのことを考えています。スペースを作り、休むことも、セルフラブのひとつだと思っています。
今週読んだ本
本はほとんど読めていません。。。まだ数ページずつFive Little Indiansを読んでいます。
今週聴いたポッドキャスト
The Story of Roe v. Wade, Part 2 :The Culture Wars
今週聴いたポッドキャストで興味深かったのは、NYTのThe Dailyで2018年に放送されたものの再放送。今アメリカでは最高裁が中絶の権利を認めたRoe v. Wade(いわゆる「ロー判決」)を覆す意見草案書がリークして大変なことになっていますが、このエピソードでは「ロー判決」とはそもそも何なのか、という基本をカバーするとともに、「ジェーン・ロー」という仮名で裁判を起こしたNorma McCorveyについて。Normaは「ロー判決」が出たあと、実はプロライフ(中絶反対派)になっていたというのは全く知らなかった話なのでとても勉強になりました。
この中絶の権利についても色々と思うことがあり、ますます「The Handmaid's Tale」のようになってきているアメリカ、本当に恐ろしいです。
今週観たTV・映画
相変わらず毎週「ベター・コール・サウル」を楽しみに観ています。
新しく観始めたのはThe Flight Attendant。「ビッグバン★セオリー」でペニーを演じていたKaley Cuocoがアルコール依存症の国際線のCAという役で、コメディかと思っていたら殺人事件が関連しているミステリーでした。テンポが良く、国際線CAの華やかな一面も見れ(イタリア、タイ、韓国などでロケ)、とても面白いです。Kaley Cuocoは「ビッグバン★セオリー」ではそこまで演技が上手いと感じませんでしたがこのドラマでは「この人こんなに演技上手かったんだ」と感心して観ています。
それでは今週はここまで。みなさんもセルフラブをしっかりしてくださいね。
5/11/22 空白のスペース
(前回kimiという名で投稿しましたがBrene Brownブッククラブと同じhiroeに変えました)。
実はゆかりさんと歳が近くて来週で私は45歳になります。ちょうど今日休みだったのでメガネを新調してきました。いわゆる老眼鏡と普段使いの2つ。これでこれからもガシガシ本を読んでいきたいです。
セルフラブ、つい数日前に実行したかも、と思ったのでシェアします。
職場で、ある人と私がペアを組んで仕事をするようにとのお達しがきました。ただ、その人は意図的なのか無意識なのか、時々私のことをディスるんです。モラハラに近い発言をするときもあって、私はその度に傷ついていて、意を決してボスに相談しました。彼と組むことはできないこととその理由を素直に伝えました。話し始めた瞬間から私は涙が止まらなかったけれど、ボスはokしてくれて、それはツラかったねと声を掛けてくれました。
スカッとしたり、I'm proud of myself.といった気持ちになるかと思いきや、今はinsecureな感じではありますが後悔はありません。そのうちproud of myselfと思えるかなと考えています。