3/24(月)
今回の日本滞在は3人で行くことと、しかもうち一人(夫)が日本初めてということで、観光地巡りもそれなりに入れなくては行けないのでやりたいことは全てはできないし、スケジュールを詰め込みすぎてバーンアウトもしたくなかったので、かなりゆるい予定にしていた。それでもどうしてもやらなければいけないことの一つが眼鏡を作ることだった。老眼鏡デビューしたことは最近の日記にも書いたけど、ダラーストアで買った安いものだったので、ちゃんとしたものを眼鏡が安い日本で作ろうと思っていて、月曜日に早速行ってみた。海外在住の日本人友達やSNSではJINSが良いと聞いていたのだが、蒲田駅付属のモールの中でたまたまZoffを見つけて、試着していたら親切な店員さんがいて、カナダ在住だけど老眼鏡が必要になったので一時帰国の間に。。。などと相談をした。そのうち夫も眼鏡を作りたいというので二人続けて視力検査をした。店員さんの診断(?と言っていいのか)の結果、どうやら私が今毎日使っているコンタクトレンズの度があっていないようなので、それに合わせて老眼鏡を作るのもどうか?という話になり、モールの上の階にあるコンタクトレンズのクリニックでこの際ちゃんとあったコンタクトにしてから眼鏡を作っては、という話にもなったのだけど、この日は午後から下北沢に行く予定があったので時間切れで、今使ってるコンタクトに合わせて作ってもらった。それにしても安い。
夫は日常用の眼鏡と、遠近両用と二つ作った。遠近両用は10日かかると言われたけど10日後にまた東京に戻ってくるのでちょうどよかった。
友達から聞いていたけどやはりサービスがすごい。午後になったらお子さんをお迎えに行くとのことで別の店員さんに引きついで下さった杉山さん、ありがとうございました。
その後下北沢へ。キニマンス塚本ニキさんと会おうと言うことになって、息子と夫が下北に行きたがっていると伝えたら、近くだからそこで会いましょうということになったのだ。駅で合流して、とりあえずカレー屋さんでランチ。将軍の話とか、お互い求められている立ち位置があるよね、でも本当にやりたいこともある、とかいう話で盛り上がった。私は下北沢は前回ドキュメンタリーの撮影で日本に来た時に寄ったのだがその時取材したお煎餅屋さんがまだあって嬉しかった。ニキさんは親切にも下北の古着屋さんを案内してくれて、最後にはご著書までくれて感謝(涙)ニキさんとはまたポッドキャストで色々話したい。下北は私にとってまだ2回目の町だけど、駅前がGentrifiedされていてびっくりした。
帰りにふと思い立って目黒で降りて噂の目黒川の桜を、、、と思ったけどまだ咲いてなかった。目黒駅周辺って初めて行ったけど面白かった。
夜はホテル近くの回転寿司に行ってみたら、スシローみたいのじゃなくて、もう40年くらいやっているという大将のすごく昭和なところだった。閉店間際だったけど小さいところなので回ってないのは言ってくれたら握るよと言ってくれて、とっても美味しかったし、夫は感動していた。蒲田というエリアがかなり気に入ってきている。
3/25(火)
ホテルをチェックアウトして、この日は大阪へ。久しぶりに駅弁を買うのでホクホク。自分用に鮭といくら弁当を、夫には普通の幕の内みたいのを買って行ったら、「君が食べるものを僕にも買ってくれ」と言われる。カナダではしょっちゅうあれは食べられないこれも食べられないとうるさい夫が、日本ではなんでも食べたいらしい。ちなみに夫はコンビニのプリンにハマって毎日食べていた。新幹線の席は、事前のリサーチで富士山が見える側を取っておいたのだが、実は私も富士山を近くで(新幹線からだからそんなに近くはないけど)見るのは初めてで、でかっ!と思った。いわゆるAweというやつである。いやあ、これは人が拝んだり、アーティストが描いたりするのは当然だよなあと今更ながら感心。
ホテルにチェックインして荷物を置いて近くを散策。ドーナツ屋さんをみつけて入ってみたり、大阪天満宮に行ったりした。夜はお約束の道頓堀に行ったけど予想通り人混みがすごい。まったりプリンを食べて、たこ焼きを食べて、ヒロタのシュークリームも食べた。
3/26(水)
この日はお好み焼きで腹ごしらえしてから大阪城へ。私は何回か来てるのでふーんという感じだったけど、夫と息子は初めて見る日本のお城に”So Cool!”と大興奮だった。でも、並んで中に入って上に上がって終わりなんだけどね。ここも人が多くて疲れる。
この日のディナーは、ホテルのすぐ近くにあるラーメン屋に入ったら大当たりですごく美味しかった。やっぱり日本のラーメンは美味しい。帰り道に、人が並んでいるお店があったので近寄ってみたらまんぷくベーカリーというパン屋さんで、早速私も並んでいろいろ買ってみた。どれも美味しかった。この旅では本当に食べ物運がよく、たまたま近くにあったり、通りかかったところに入ったら大当たりということばかりだ。
3/27(木)
ホテルをチェックアウトして九州へ。新大阪駅までスーツケースをガラガラ言わせて歩いて行く途中で、緒方洪庵の旧邸宅跡地というものをマップに発見して寄り道。夫も私もしばらくドラマのJINにハマってたので、武田鉄矢の演じた緒方洪庵を思い出しておお、洪庵先生!と思って少しだけ入ってみた。ボランティアの方がいて、中も見れますよと言われたけど時間がなく泣く泣く駅へ。
新幹線は、たしか3、4時間くらい?スマホ見て、昼寝して、外の景色を眺めていたらあっという間に博多に到着。当たり前だが新幹線早い。便利。この旅で初めてホテルでなくエアビ、いわゆる民泊に泊まる。やっぱり日本の家って(ホテルもだけど)狭いのでなんだか微妙だった。みかちに教えてもらっていた美味しい焼き鳥のお店が予約でいっぱいとのことで、諦めて近くの居酒屋に。普通に美味しかったけど、隣の席の人がタバコを吸い出したので急いで出た。日本はまだこういうのが普通なんだった。。。
あと毎回日本に帰る度に思うけど「〜しないでください」という貼り紙の多いこと。
3/28(金)
この日は比較的ゆったりした日。天神で買い物したり、ぶらぶらしたり。
夜はこれまたホテルの近くの評判のいいラーメン屋に行った。30分くらい並んだけど美味しかった。私は九州人なのにとんこつラーメンというものに関してそこまでパッションがないのでふつうに美味しいねで終わった。もちろん毎晩コンビニでも何かおやつを買って食べている。
3/29(土)
佐世保に行く日。博多駅でアンちゃんと会う。アンちゃんとメッセンジャーで会話をする時は大体英語なんだけど、実際に会うのは今回が初めてで、英語で話すのも今回が初めてだなと気がついた。夫は日本大好きになって(あるあるだけど)日本に住みたいと言っていたのだが、アンちゃんは「日本は日本語が話せなければ素晴らしい国」と言っていたのが面白かった。あと医療も充実してるしすぐに診てもらえるし(カナダの医療も無料だけど、待ち時間がかなりある)便利と言っていた。日本人国籍を取ったアンちゃんと私は(私はカナダの国籍取る予定はないけど)立場が反対なので面白い。
なつかしい特急みどりで佐世保へ。ホテルが駅前だったので荷物を置いて、なつかしい四ケ町アーケードへ。昔バイトしていたミスドや、米軍基地隣のニミッツパークは変わっていなかったし、玉屋のサンドイッチも昔と同じ味だったけど、変わっていたところの方が多かったかな。もちろん、場所はどこであれ、何もかも昔のまま残るのが普通とは思っていないけど、昔行ってたお店やバーを探して、違うものに変わってしまっているのを見るのはやっぱりちょっと寂しい。(つづく)