2025/10/28 光と闇の戦い
Diwali・かわいい中学生・酒ディナー・藤井風
10/19(日)
予想通り、朝から雨で、ハイキングは中止になった。ハイキングのあとみんなでブランチに行く予定もあったけど、私は色々と仕事の準備があったため、やめておくことにした。Meal prepとして、1週間分の朝ごはんのOvernight oatsを作った。これで、朝は起きたらこれを冷蔵庫から出して食べるだけ。
10/20(月)
11時から仕事。翌日から4日間このオフィスには来ないので、色々と片付けておくことが多く、しかも月曜だからかやたらと電話がかかってきて忙しかった。
私の職場では多国籍の人たちが働いていることもあり、何らかの文化的祝日を祝いたい場合にはちゃんと予算がでる。ちょうどこの日はインドの人たちが祝う「光の祭典」Diwaliの初日で、職場のインド人の同僚たち(5-6人)から、「月曜日はDiwaliのお祝いをするのであなたの国の文化的服装をしてきてください」と言われていたことをすーーーっかり忘れていた。オフィスに着くとDiwaliのポスターが貼られ、フェアリーライトや花でデコレーションされており、インド人同僚たちはみんな民族衣装を着てきていてとても素敵。スタッフで写真撮影をして、「何に感謝しているか」をボードに書き、さまざまなインドのスナックも楽しんだ。ゴルガッパというポテトをボウルのような形のクリスピーなパンに入れて食べるやつが超美味しかったが、調べてみたら日本ではパニプリという名で知られているものらしい。着物を着ていくことをすっかり忘れて申し訳なかったけど、フィリピン人の同僚も、メキシコ人の同僚もお国の衣装を着てきていて素敵だった。本当にこの職場は楽しい。



同僚のリサと、「インド組は人数が多くていいよねえ」という話になった。うちの団体は100人くらいスタッフがいるが、日本人は私一人。リサはフランスとスイスの国籍を持っているがフランスの人もスイスの人もオフィスにはいない。しかもDiwaliは「光と闇」「善と悪」がテーマで光を祝うという超わかりやすいお祭りでいいよねという話もした。もし私が何か率先して日本の文化的イベントをやるとしたらなんだろう。ひなまつりとか?どちらにしても私1人しかいないので盛り上げにくい。リサも「フランスにDiwaliみたいなわかりやすいお祭りないんだよね」と言っていた。
10/21(火)
今週は短期の契約でコーディネータの仕事が入っているので普段の仕事は休みにしていたのだが、午後3時まで仕事が始まらないため、午前中だけオフィスに顔を出して少しだけ仕事した。
午後からは車でラングフォードというビクトリアの隣町にある高校へ。日本から100人くらいの高校生の団体がくるのだ。3つの高校に別れて通うので3人コーディネータが雇われていて私はその1人というわけ。プログラムの開会式で他の2人のコーディネータさんたちと会う。1人は去年も一緒にお仕事した人だったが、もう1人の方は初めましての方で、Sookeに住んでいるという方だった。ほんと日本人たくさんいるな。
オリエンテーション、そして生徒たちをホストファミリーとマッチングさせて6時半ごろ終了。その後ダウンタウンへ向かい、理事を務めているシアターカンパニーのオープニングイベントに少しだけ参加して帰宅した。疲れた。
10/22(水)
朝5時起きで、6時半に家を出てバスで近くのモールへ。ラングフォードまで生徒たちを通学させるシャトルバスの担当なので、名簿をチェックして全員揃っているのを確認して学校へ。学生たちはみんなかわいい。わからないことがあって私に質問しにくる時私のことを「先生〜」と言ってくるのも笑えるがかわいい。よくわからない大人はみんな先生と思っているのかな。


10/23(木)
この日も朝6時半出発。朝早いバスなのに結構人が乗っている。ヘルメットを持っている人たちは、工事現場で働く人たちなのだろう。この時間のバスに乗っている人たちは、これから仕事へ行くか、もしくは夜勤などが終わって帰宅途中の人がほとんどのようで、みんな頑張ってるなあとなんだか感慨深くなる。
この日は学校ではハロウィンのためパンプキンを掘ったり、新聞紙でコスチュームを作るアクティビティをやったりした。午後は日本の生徒たちが準備した日本文化祭。メンコや坊主めくり、福笑いやモグラ叩きなどいろいろな遊びを各グループで紹介していて微笑ましかった。かわいいのう。
10/24(金)
この日は公立校はお休みの日で、日本からの生徒たちは1日観光。あいにく朝からほとんどずっと雨。
ビクトリア大学のツアーをした後ダウンタウンへ向かい、ロイヤルBC博物館へ。その後ダウンタウン散策。あとでスマホの万歩計を見たら1万6千歩歩いて疲れた。
移動のバスの運転手が、長男と以前仕事をしたことがある人で、去年もこの仕事をした時に会ったのだが、今年は彼はとても可愛いオーストラリアンシェパードをバスに乗せていたので思いっきり遊ばせてもらった。予期せずペットセラピーになり感謝。
遠足が終わり、全ての生徒がホストファミリーにピックアップされたあと、急いでUberを呼ぶ。1分で来てくれて、すごく早く家まで送ってくれたUberドライバーに感謝。この日はきもの倶楽部の集まりで、10月末に閉店してしまうお酒の美味しいレストラン、Eneで集まることになっていたのだ。
帰宅し、5分で準備してまみちゃんにピックアップしてもらってダウンタウンへ。みんなの着物&道行が可愛かった。私は着替える暇なかったので洋服で。
私は朝からピザ(それもそんなに美味しくなかった。。)1枚しか食べてなかったので超お腹空いてた。他の人に適当にオーダーしてもらい、みんなでいろいろシェアして食べた。最初にライチーとお酒のカクテルを飲み、その後ここの人気のお酒のフライトをオーダー。別の人が熱燗を頼んでいてそれも少しもらい、雨の寒い日にはピッタリですごく美味しかった。久しぶりに軽く酔ったけど、今週は仕事も頑張ったし、自分にご褒美ということでよしとする。運転してくれたまみちゃん、ありがとう!
10/25(土)
なんにも予定のない日なのでゆっくり寝る。嬉しすぎる。
前の晩(普段に比べて)結構飲んだのに、二日酔いにもなっておらず最高。
家から一歩も出ずに、掃除したり洗濯したり昼寝したり縫い物したり読書したりして過ごした。
今週読んだ本
引き続き、エリザベス・ギルバートの本を読んでいる。
今週聴いたポッドキャスト
今回は、特にこれ、というエピソードはないけど、ハロウィンシーズンということで、昔から聴いているポッドキャストを紹介。
Radio Rental
Radio Rentalは、昔The Officeという人気ドラマでドワイト役をやっていたRainn Wilsonが、古くて不思議でちょっと気味悪いビデオレンタルショップ、Radio Rentalの店長、Terry Carnationを演じている。ホストのTerryが、毎週リスナーから届くちょっと怖い、不思議な、本当に起こった話のビデオテープを流す、という設定。UFOや幽霊系の超自然な体験から、犯罪に巻き込まれそうになった話、どうしても説明のつかない不思議な話などが実際に体験した人により語られている。私はホラーは苦手だけど、不思議な話は好きなので、この数年このポッドキャストはやめずにずっと聴き続けている。ついさいきん、Rainn Wilsonがリタイヤ(というかお休み?)になり、別のホストがやっているけど、内容には変わりなし。
今週観たTV・映画
Fujii Kaze Stadium Live “Feelin’ Good”
今週は、Netflixで藤井風のコンサートが観れることに気がつき、夫と2人で観始めたら面白くてハマってしまった。彼のコンサートは行ったことないけど(北米ツアーでもバンクーバーには来ないので。。。)こりゃあみんなハマるはずだわと納得。
Nobody Wants This
Netflixのドラマシーズン2。無宗教で現実的なポッドキャスター(!)のジョアン(クリスティン・ベル)が、ユダヤ教の司祭者(ラビ)と恋に落ちるというロムコム。我が家もユダヤ教✖️無宗教カップルなのでなかなか興味深い。ただこのドラマの場合、相手が単なるユダヤ人ではなくラビなので、結婚する相手もユダヤ教信者であることが求められるのでそこが葛藤のポイントになっている。シーズン2ではラブラブの時期を過ぎてさあじゃあこれからどうする?というフェーズに入り、お互いの「どうしても譲れない」ポイントが宗教という、簡単に変えられるものではないため、観ていてちょっとストレスになった。結婚でも恋愛でも、この「譲れないところ」と「相手を変えられない」というのは普遍的なテーマだと思うので面白いところをついているドラマだと思う。一気に全部観てしまったけど、結末はちょっと物足りない。


