気がついたら節分のことを書いて以来、1ヶ月以上更新していなかった。
結論からいうと、無事に引っ越し先が決まり、引っ越しも済み、今新居からこれを書いている。
引っ越しは人生の中でストレスフルな出来事トップ10に入るそうだけど、確かにそうだと思う。引っ越し自体約6年ぶりで、前の家でも結局荷解きをしなかった箱などもあったのだけど、この家の前の住人が約束と違って早めに退去してくれなかったこと、また古い家での掃除に時間がかかったこと、そして長くなるので割愛するが新居の方にも色々と問題があり、引っ越して20日以上経つのに実はまだ完全に荷解きが終わっていない。また賃貸市場がすごいことになっているので、家賃が倍になるのを防ぎたければダウンサイズするしかなく、今月はずっと断捨離に追われている。
とはいえ、新しい家は海まで歩いて2分のとても良いエリアにあるので、晴れている日は10分だけでもできるだけビーチに行くようにしている。今度の家は庭もあるので、早速ガーデンセンターで色々買い込んできた。
日記の方は2月後半から3月にかけてはバタバタしていて書く時間がなかったのだけどこの辺りで再開しようと思う。
おやすみしている間にサブスクしてくださった新規読者の方もいて、嬉しい。これからまた以前のペースで書いていきたいと思う。
3/10(日)
新居は友達雅子の家から歩いて5分になる。この日は春休み日本に一時帰国する雅子宅の猫のお世話をすることになっていたのでそのオリエンテーションに朝から行った。猫二匹に会いエサやトイレについて一通り学んだあと雅子と海辺を散歩しに行った。家から歩いて10分くらいのところに長いビーチがあり、ビクトリアでもトップ5に入るお気に入りの場所なのだが、ここが家からすぐ近くなのがとても嬉しい。
3/11(月)
この日は朝7時から春休みで日本に帰国する生徒さんを迎えにいくことになっていた。今回は前回(年末)と違い特に問題なく無事セキュリティまでお見送りすることができた。
3/12(火)
この日は、ビクトリアから車で1時間半の場所にあるナナイモという街で通訳の仕事が入っていて、朝9時半にタクシーが迎えに来た。途中でクライアントさんもピックアップしてナナイモのとある施設へ。通訳の仕事自体は30分程度で終わり、またタクシーで1時間半かけてビクトリアへ。タクシー代がすごいことになっていた。
3/13(水)
家族で日本に行く雅子一家を空港へ送るため、朝4時半起き。早朝の道は空いているので楽勝で到着。雅子の車を運転して雅子宅で「食べきれないのでもらって」と言われていた卵とキャベツを冷蔵庫からもらい、猫たちと遊ぶ。
3/14(木)
何もミーティングのない日なので初めて近所のコーヒーショップでモカを買って、ロスベイ墓地を経由してまた海を見に行ってきた。
3/15(金)
この日もフリーだったので、少し遠出して(と言っても30分くらい)Cook Street Villageまで歩いた。大好きなHot & Cold Cafeでひとりランチしようと入るといっぱいで、座るところが無い。仕方がないのでテイクアウトにするかと思っていたら、一人で座っていた南アジア系の女性が相席どうぞと言ってくれたのでありがたく座らせてもらった。夕方は夫とCat grassを持ってまた猫に会いに行った。
3/16(土)
夫の職場から、引っ越しのために再利用できるプラスチックの箱を借りていたので、雅子の車を借りて返しに行った。断捨離するものをドネーションしにいった。
夜は最後のブッククラブ。いろんな話ができて本当に楽しいグループだった。
引っ越しでバタバタしていたのでここに書きそびれていたようだけど、4月からは、ブッククラブではないプログラムを開始します。これまでブレネー・ブラウンの本を10年近く読んできて学んだことをトピックごとにおさらいして、みんなでディスカッションしたり、個人のお話をシェアしたりします。私はこれまでずっと「サロン」という言葉が苦手で、「ゆかりさんもオンラインサロンやったら良いのに」と言われるたびに「サロンって言葉が苦手で。。。」と言っていたのですが、形式的にはこれはいわゆるサロンという形になると思います。
詳細はこちらに書いていますが、「参加できない週が3回あるので、ダメですよね?」というメールをいくつかいただいたので付け加えると、毎回出欠を取るわけではないのでやる気のある方ならどなたでも参加可能です。
過去にブレネーの本を読んでいる必要もないです。ただ、ブレネーが教えていることをただ学ぶだけでなく、完璧主義やコントロールできないことへの期待をやめ、勇気を出して行動したり声にだしたりして、「わたしはこれでいい」と思える人になりたい人、そしてみんなが生きやすい社会を作りたい人ならどなたでも歓迎です。
今週読んだ本
引っ越しの準備の間にオーディオブックで聴いたのは:
Mother- Daughter Murder Night byNina Simon
Fleishman is in trouble by Taffy Brodesser-Akner
Wolfpack by Abby Wambach
101 Essays That Will Change The Way You Think by Brianna Wiest
Babel by R.F. Kuang
大きらいなやつがいる君のためのリベンジマニュアル by 豊島ミホ
どれも3-4つ星。Babelはベストセラーなので聴いてみたけどやっぱりファンタジーは私に向いていないと思った。FleishmanはTVドラマ版がとても好きだったので聴いてみたけどやっぱり面白かった。リベンジマニュアルは、ここSubstackでフォローしている方が言及されていて読んでみたけど、あまり同感できなかった。。。
今週聴いたポッドキャスト
ポッドキャストもこの1ヶ月近くたくさん聴いたけど、一番印象に残っているのが、米連邦最高裁判所判事のブレット・カバノーに高校生の時に性的暴行を受けたことを名乗り出たクリスティーン・ブラジー・フォードが本を出したということでゲストとして出演していたWe Can Do Hard ThingsとFresh Airのエピソード。暴行のことを名乗り出たにもかかわらず、カバノーは最高裁判事になってしまった訳だけど、ほんっとうに、現代の社会は、性暴力を受けた人がそれを告発しても何の得にもならず、むしろネガティブな事しか怒らない社会なんだなと実感した。
今週観たTV・映画
2月のアカデミー賞前にビクトリア映画祭で「パーフェクト・デイズ」と「悪は存在しない」を観た。パーフェクトデイズは、ユニクロのこととかを差し引いてもやっぱりよかった。「悪は存在しない」は日本では4月から全国公開らしいけどエンディングもきっと色々言いたい人が出てくると思うし色々考えさせられたのでぜひ機会があれば観てほしい。
ドラマは、やっぱり今はSHOGUNにハマっている。2022年の撮影時にDisneyのEmployee Relations部門の通訳として数日セットにお邪魔して仕事をさせてもらったけど、その時もセットや衣装への力の入れ様にとても感動した。そして今スクリーンで視聴していても、ストーリーは面白いし、演技も演出もいいし、何と言っても日本語のセリフがたくさんあり、すべて大河ドラマ並に日本ぽいところ。イチオシである。
今、カナダのNetflixで、日本でも放送中の「不適切にもほどがある」というドラマを放送していて、最初はくだらないなーと思って観ていたものの、実は込み入ったタイムトラベルミステリーぽい展開に。今だったらキャンセルされる昭和の文化と、あまりにもコンプラにこだわりすぎの現代の文化を比べていて、面白い。
また、映画館で見逃したPoor Things(哀れなるものたち)を配信で途中まで観た。そしてNetflixで配信が始まった「三体」も少しだけ観た。「三体」は英語で読んでもきっとちんぷんかんぷんだろうなと日本語で読もうとしたけど、それでもわからなそうで読む前から挫折した作品で、映像なら少しは理解できるかなと期待している。
さらに、これまでケーブルTVで配信していたため観る機会がなかったTV ジャパンというチャンネルが、今月から配信に代わり、JMe(ジェイミー)という配信サービスになったので、最初の1ヶ月無料でトライしてみることにした。大河ドラマが観れるので「光る君へ」を今観ているところ。
最後にお知らせ:Substackでもメッセージ機能がついたようですので、感想などをメッセージで送っていただけると嬉しいです。
それではまた来週。