相変わらずバタバタしている。2週間遅れの日記はこちら。
12/3 (日)
朝から早起きしてシャワーを浴びて、バスでGorge Park Pavilionへ。もうホリデークラフトフェアでは必要なものはほとんど買ってしまったけど、この日はたくさんの知り合いがブースを出すことがわかっていたので。いちおうメインの目的は、オンラインで購入したMitraya Jewelryをピックアップすること。Mitraはもう20年くらい前に私の長男が日本語学校に通っていた時、彼女のお母さんと理事会に入っていたという縁。今ではとてもサクセスフルなオンライン&Pop Upのジュエリーショップをやっている。オンラインで2つ買って、$100以上になった人にはサプライズでもう一つピアスがもらえるということだった。ブースに着くとMitraが「ゆかりさん、サプライズの開けてみて〜!」っていうので開けたら、自分では絶対買わないデザインのものだったけどたまにはそういうのもいいよね。Mitraは日本語かなりできるけど、表現が英語ぽくなるのが(海外在住日本人あるあるだけど)可愛い。「洋服に目立って欲しい時にイヤリング黙ってるけどキラッとしてる感じで〜」とか言ってて、understatedみたいなことを言いたかったのだと思うと微笑ましい。アラフィフの今となっては若い子はみんな可愛いので、Mitraも大好き。そんなわけですでに3つピアスを購入したのに、彼女のブースに出している小さなビーズのピアスに呼ばれてそれも購入してしまった。片方がアンバーで片方が蒼いやつ。結局4つ持って帰ることに。また、お友達らしき日本人の若い子が、友達が働いている店のドーナツを差し入れをしていて、話しかけてみると、その友達と一緒に働いているらしい。ポスグラのビザで、、ということだったけど「将来はベイカーになりたいんですか?」って聞いたら「いや別に。。。」と言っていたw
他にもふみえさんの石鹸、ともみさんのおかき、そして知り合いの陶芸家のはるみさんから、芸シンポジウムの時にもらったのと同じシリーズのお皿を購入。日本人じゃないセラーからも、サーモンのジャーキーを買って、帰り際には小さいリースも買い、ほくほくしながら帰った。
帰宅してポッドキャストも配信したので、かなり満足の1日。
12/4(月)
朝から芸術文化教育委員会の予算を提出したあと、雨の中とあるミドルスクールまでバスで行った。
この日はカナダでの研修旅行を企画するYさんの会社のお手伝いで、日本から来ている中学生を消防署にガイドすることになっていた。たまにこういうイレギュラーな仕事が入るのは楽しい。
最初は、博物館かビクトリア大学か消防署の通訳ガイドと言われていて、博物館やビクトリア大なら何度も行っているのでできますよと言ったら、もうその2箇所はガイドさんが決まったのでよかったらぜひ消防署をお願いします、と言われたのだった。現地でYさんや他のガイドさんと合流した時に、別のガイドさんから「消防署の通訳は難しそうだったので。。。」と言われちょっとビビる。でも私はこの10年くらいの間に2回消防署のツアーをやったことがあるので(1回は日本の雑誌用の取材、1回は子供の社会科見学)まあなんとかなるだろうと思って行ってみた。案の定、消防署の人たちは社会科見学的なものにすごく慣れていて、Fire suitを着せてもらったり、事故の時に車のドアを切る道具を体験させてもらったり、消防車に好きに乗って写真撮っていいよと言ってくれたり、ハシゴ車も出してきてくれたり、消火ホースで放水体験させてもらえたりとサービス精神がすごかった。最後にはマスコットも出てきて、お土産にみんなにワッペンまでくれた。大学、博物館、消防署と3つのグループに分かれたんだけど、私たちのグループが一番楽しくない?と中学生たちは言っていた。
私の仕事はその生徒さんたちを所定の場所に送り届けるところまでだったので、仕事を終えたあとバス停に向かうが帰りのバスがなかなか来ないのでいったんダウンタウンまで行ってから帰宅。
疲れたけど楽しかった。
ディナーはドリア。
12/5(火)
朝は芸術文化教育委員会のニュースレターを作った。
お昼からは車をピックアップして、来週ビクトリアに家族で引っ越して来られるクライアントさんの住む家に行った。鍵をピックアップしたけどまだペンキ塗りが終わっておらず、掃除もなにもできない状態だ。
次男がラグビーのトライアウトに行ってコーチにすごく褒められたと言っていた。
ディナーはまたStuffed Shellsにした。今回は量を2倍にして大量に作った。
夜は新しいシーツで寝た。清潔で暖かい寝具ってほんと贅沢な気持ちになる。
12/6(水)
何も予定がない日だったのでせっせとホリデーカードを描く。
New Years Cardsの注文が入ったので、椿をモチーフにしたデザインのものを描いた。
郵便局に出向いてトロントへのプレゼントを送った。この時期郵便局はどこも混んでるけど
たまたまなのか、私が行った時は誰も人がいなくて、しかも局員さんたちも親切でラッキー!
「午後に来るのが空いているのかな?」と聞くとそうかもと言われた。朝9時にオープンする時に来るとすでに並んでることが多いんだけど。
ディナーはパッタイ。
Reservation Dogsを観終わって感動、素晴らしいドラマだと思う。
12/7(木)
4時からのミーティング以外はフリーの日。モールに行って、クライアントさんの新居に買う生活用品を下見。
ハヌカの初日で、11年目の結婚記念日だったので(?)ラザニアを作った。
うちは男二人いるので大量に作ったら好評だった。
12/8(金)
車を借りて、クライアントさんの新居用の買い出しに。洗剤1個買おうと思っても3個セットとかの方がお得なのでそういうのばっかり買ってしまう。
お皿系は新品を買わなくても、セカンドハンドショップで結構良い状態の物が買えた。
オスカー・ワイルドのQuoteがプリントされているマグを発見して自分用に買った Be yourself, everyone else is already takenって大好きな言葉で、ブログのタイトルにまでした。
12/9(土)
1日雨で、外に出る気がせずずっと家にいた。ホリデーカードを描いて、ようやく額にいれた、友達が作ってくれたクロスステッチを壁にかけた。
夕方ブッククラブのあと夫がいないことに気が付く。職場のクリスマスパーティに行きたくないと言ってたので「行きたくないならいかなくてもいいじゃん」と言っていたのだが、結局出かけたらしい。
夫は私にも来て欲しかったみたいなんだけど、ブッククラブがあるし、職場のクリスマスパーティに私も行ったら変じゃない?っと言ってたら、配偶者も招待されてるパーティだったらしく、夫は着くなりみんなからWhere is your wife?って聞かれたと言っていた。あらら。ブッククラブのあと私はすでにディナーを作っているところだったので、残念だけどまたの機会に。
先週も書いたけど、死について考えることが増えた。今週聞いたPodcastの中でも死をテーマにしたものが2つもあった。友達でも訃報を聞いた人もいたし、季節的に冬と言うのはサイクル的に年が終わる時だし、春や夏よりも訃報を聞くのは冬の方が多い気がする。
今週読んだ本
献灯使
タイトルが面白いなと思ったのと、英語版がでているとのことなので興味を持って読んでみた本。ディストピアンものは嫌いじゃないんだけど、これはやたらとトンデモな設定を出してきていて、延々続き、なんとなく鼻についた。
今週聴いたポッドキャスト
Wiser Than Me with Julia Louis-Dreyfus
前回のニュースレターで、アメリカの感謝祭で色々なポッドキャストがお休みになったこともあり、聴くものがなくなったということを書いた。私は活字中毒でもあるけど、さらに、ポッドキャスト中毒なところもあり、お皿を洗ったり料理したり絵を描いている時にとにかく何か聴いていないと落ち着かない。音楽を聴くこともあるけど、やはりポッドキャストじゃないとダメなこともあり、「サインフェルド」のエレイン役で有名なジュリア ルイス=ドレイファスが年上女性をインタビューするWiser Than Meにサブスクして、一気に最初のシーズンを聴き終えてしまった。
年を取るにつれて、どんどん年上の女性が好きになってきた。もともと私は年上の人に可愛がられるタイプで、今までも年代を超えていろんな人にお世話になってきているけど、自分がアラフィフになって、以前にましてさらに年上の女性への尊敬の念が高まってきた。このポッドキャストでは、ジェーン・フォンダやエイミー・タン、キャロル・バーネットなどすごいゲストが揃っていて、どのエピソードも本当に面白い。ジュリアはお母さんと仲が良いようで、毎回ゲストとのインタビューの後に、お母さんに電話して「今週はこんな人と話したのよ」と話す最後のセクションも微笑ましい。お母さんに”Mommy”と話しかけるのも可愛い。
どのエピソードでも「若い時の自分に伝えたいアドバイスは」といった質問があり、かなり多くの女性が「健康」とか「体を鍛えること」を挙げていて、わかる〜!と思った。これからどんどん体力が落ちてくる年代なので、自分も頑張らなければと思った。
ちなみに前回紹介した映画Nyadを観終わったあとも、60代で5回目にしてキューバからフロリダまで泳ぐという夢を達成したダイアナ・ナイアドのその執念に脱帽だった。「夢に年齢は関係ない」とは、ともすると使い古されたモチベーショナルスピーチだが、この人はそれを証明してみせたので、ほんとにすごい。
女性は30代以降とにかく世間からいないものとされがちだけど、こういう逞しい女性たちのストーリーを聴いて・観て、ものすごく励まされた。
今週観たTV・映画
この日記に書いていることなので数週間前のことだけど、Reservation Dogsのシーズン3が終わり、シリーズ自体が終了した。オクラホマの先住民居住地に住む先住民ティーン4人組の成長を描くシリーズで、最後は涙なくして観れなかった。タイカ・ワイティティが脚本家の一人として名を連ねており、とにかく才能あるさまざまな先住民俳優群に数名の有名ゲスト出演がいい味をだしていた。おすすめ。
ドラマでは相変わらずThe Curseを毎週観ている。
日記を追いつかせるべく、近いうちにまた配信します。