2022年が始まりましたね。明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末には、今年最後のヴァルネラビリティ・アノニマスのお部屋をやりました。
少人数でしたがとても親密なお部屋になりました。ちょうど私もクリスマスに家族との間に起こったことをシェアして、モヤモヤを成仏させることができました。
ヴァルネラビリティのシェアの他にも、これからもっと感情について話す機会をクラハ以外でも作らないと、という話や、日本では意見が違う=人格を否定されているのではないということを理解する練習をする機会が必要だよね、などという話になりました。ポッドキャストやクラハでこういった話をすると、基本、賛同してくださる方ばかり、もしくはいわゆる「意識が高い」(私はこの表現は好きじゃないですが)人やブレネー・ブラウンの本を既に読んでいてこういった話をするボキャブラリーを持っている人が集まるので、意見の違う人と話す機会があまりありません。そこで、クラハよりも人口の多いTwitterのSpacesでいろいろやってみたいなと思っています。
こんなツイートをしたら軽くバズったので、早速、フロリダのひろこさんと、今週末土曜日の朝7AM PST(日本時間土曜日24時)Spacesでお話したいと思っていますのでお暇な方はぜひ。
また大晦日の日には「2021年を振り返る」のYear in Reviewのブログを書き、去年うまく行ったこと、うまくいかなかったことをまとめました。ハピネス・ジャーもあけました。
我が家の年末年始はほぼ通常どおりの日々でした。簡単な掃除はしたものの、お蕎麦がなかったので年越し蕎麦もなし、スーパーの食料品の配達が年末で混んでいて1月2日まで来ないとのことなのでお雑煮もなし(餅があったけど野菜がなかったの。。。)でしたが、新年からは新しいプロジェクトがスタートするので気持ち新たに楽しみにしています。
そして先日、今年の「3つの言葉」を発表しました。今年の言葉は Real, Stay, そして Trustです。ブログには書きそびれたのですが、私が毎日書いているジャーナルに必ず書き出すアファメーションのひとつが
I’m asserting the mastery of my real self.
というもので、それも「本当のわたし」により近づきたいと思ってRealを選んだ理由でもあります。
ブログを読んで、「私も3つの言葉選びました」と教えてくださる方もいてとても嬉しいです。考えるのも楽しいし、他の人の言葉を聞くのも楽しいですね。もし、わたしも選んだよ、という方はぜひ教えてください。
ポッドキャストの今年最初のエピソードでは、「期待」と「完璧主義」について話しています。
そして、今週からブレネー・ブラウン ブッククラブではDare to Leadの本を読んでいくブッククラブが始まります。参加申し込みをされた方にはメールでZoomのリンクとFacebookグループのリンクを送っていますので、ご確認ください。
Atlas of the Heartのブッククラブも、2週間のお休みを経て今週から再開します。
Atlas of the Heartの本は、周りのカナダ人・アメリカ人の友人でも読んでいる人が多く、「もしかして誰かブッククラブとかやったら興味ある?」と聞いてみると結構手があがり、急遽、英語でのAtlas of the Heartのブッククラブを始めることになりました。これで、週のうち3日はブレネー・ブラウンの本を読むことになりました。
私のいる州では、オミクロン株が猛威を奮っていて、感染者数が上がっているため、公立校の始業日が1週間遅らされ冬休みが伸びました。現在の時点では来週から通常通りの授業になる予定ですが、感染者数によってはいつリモート授業になってもおかしくない感じです。オミクロンは軽症で済むんでしょ、と甘くみている人もいるようですが、Long CovidというものもSNSで検索すると体験談がたくさんでてきます。罹らないに越したことはないと思いますので引き続き気をつけたいですね。私は今週末ようやく、ブースターの予約を入れることができました。
今週聴いたポッドキャスト
People I (Mostly) Admire
夏もそうですが、ホリデーシーズンになると北米のメジャーなポッドキャスト番組は、制作をお休みする間、過去のエピソードを再放送で流したり、同じ系列で制作している番組を流したりします。いつも聴いているFreakonomicsのポッドキャストでは、同じ会社で制作しているPeople I (Mostly) Admireのエピソードを配信していました。私はFreakonomicsの本は好きで何冊か読んでいるので著者の二人はよく知っていますが、このPeople I mostly admireは本の著者の一人Steven Levittがホストしているインタビュー番組。このエピソードではEnd of Life、つまり人生の終わりについて緩和ケア医の話を聴いていました。現代の病院ではなんとしてでも患者の寿命を長引かせようとする傾向があるがそれは正しいのか。学校で性教育を教えるように死についても教えるべきではないのかなど。私も個人的に終活とか葬儀業界とかの話にものすごく興味があるのでこのエピソードはとても面白かったです。彼はTEDトークもありますので観てみてください。彼の本、Beginner’s Guide to The End 読んでみたくなりました。
We Can Do Hard Things
グレノン・ドイルについては以前ブログにも書いたことがありますが、彼女と彼女の妻で元プロサッカー選手のアビー・ウォンバック、そしグレノンの妹の3人でやっているポッドキャストを聴き始めたのはほんの数か月前からです。グレノンは以前から「話すと面白い人」というのは知っていましたが、ポッドキャストで3人で深い話をしているのを聴くと、うーんと唸らされるような名言がたくさん出てきます。最近のエピソードでは35歳でステージ4のがんを宣告されたライターで大学教授のKate Bowlerと、短い人生をいかに生きるかをテーマにインタビューしていて、これも面白かったです。彼女の本も読みたくなりました。
そして昨日聴いた最新のエピソードでは、新年ということで、「本当の自分になること」Stillness、そして自分を信じることについて話していて、「これ、まさに私の3つに言葉じゃん」と膝を打ちました。実は、Stayという言葉は、グレノンが夫の浮気が発覚して絶望している時に行ったホットヨガで、何もわからず、暑くて、すぐに出ようとしたグレノンに、ヨガの先生が「良いからそのままそこにじっとしていて」と言ったエピソードから取った言葉だったので、偶然にびっくりし、何か縁を感じました。
Radiolab
Radiolab2021年最後のエピソードは、2021年がいかにFlopな年だったかということで、(Flopとは失敗という意味)これまでのさまざまなFlopにフォーカスしたストーリーを集めています。その中でも、2003年にリアリティ番組の「アメリカン・アイドル」で音痴なオーディションの様子がバズったウィリアム・ハングさんのストーリーに思わず勇気づけられました。ウィリアムさんはリッキー・マーティンのShe Bangsという曲でオーディションするのですが、不合格になってしまいます。彼のオーデイションの様子は、ここでみれます。彼のオーディションの様子はバズり、ウィリアムさんは一躍有名人になったのですが(そこには今のレンズで振り返ると確実にアジア人蔑視が入っていると思います)バズったとはいえ、自分のパフォーマンスをみて笑う人たちのことをどう思いますか?現在のウィリアムさんに投げかけられた質問に、彼は全く気にしていないと言います。インタビュアーが何度も「みんなあなたのことを笑ってるんですよ。恥ずかしいとか思いませんでしたか?」と聞いても、彼は「そんなことはないです。だって過去の自分も僕の一部だから」と答えていて、感心してしまいました。どうやら、彼はとても自己肯定感の高い人のようです。また、
I would say I choose to embrace my identity. I choose to embrace my past, my present, my future. It's a choice.
というコメントにも感心しました。そう、we always have a choiceなんですよね。
今週読んだ本
引き続き、Atlas of the Heartを読んでいます。
そして今日、今年初めての本を読み終えました。
今週観たTV・映画
今週は主にDisney+で「マンダロリアン」をずっと観ていました。シーズン2まで観終わり、最後のエピソードでは泣きました。
また、HBOMaxで配信されている、ハリーポッター20周年記念の番組Harry Potter: Return to Hogwartsでも映画制作の裏側から、ハリー、ハーマイオニー、ロンはじめ他のキャラクターのインタビューもあり、これも最後には泣いてしまいました。ハリポタ好きにはおすすめ。
すっかり長くなってしまいました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
それではまた来週。
あけましておめでとうございます。ゆかりさんに影響を受けて今年初めて3つの言葉を考えてみました。私の言葉はListen,Care,Learnです。2021年は自分と向き合わざるを得ないことが多く、その経験を生かして選びました。自分がどう変わって成長できるか、を楽しみにする1年にしたいです。今年もよろしくお願いいたします。