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「心臓を貫かれて」は私の大好きな本の1冊です。内容的に大好きと表現していいのか迷いますが・・・20代の頃に村上春樹訳で読み、去年あたりに原書を読みました。親が子供に与える影響や、生育歴が人の成長に及ぼす影響に興味があって、ゲイリー・ギルモアのストーリーはその点からとても興味深いと思います。ゲイリーを救うには、彼の声を聴くにはどうすればよかったのか、をずっと考えながら読んでいました。日本では「毒親」という言葉が流行ったり、それ関連の書籍もたくさんあるようなんですが、ブームにしてしまうよりも、この「心臓を貫かれて」のような本を読んだ方がよっぽど面白いと思いますし(語弊があるかもしれませんが)、人の心に末長く残るテーマでありストーリーなんだよなあと思います。

今は遅ればせながらローナン・ファローのCatch and Killを読んでいて、映画以上に映画のような展開に毎日ゾクゾクしています。

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