2025/12/5 かいしんのいちげき
Rental Family・メリー・ウィドウ・クラフトフェア
11/23(日)
朝からまた戦略会議の続き。この日はファシリテーター無しで、つまり内輪の人間だけで今後の方針などを話し合った。休憩の際、10分外を散歩するという数名に私もついて外に出た。カナダに長く住んで、いろんなミーティングに出て、特にアーティストと関わることが多くなって、「ずっと座っていると集中できない」という人が多いことにもう慣れた。ADHDの人も多いし、いわゆる日本的な、「ずっと静かに集中してミーティングに参加する」というのはかなりレアなことだと感じる。散歩の時、アドミンのシドニーが「アジア人のおじさんってみんなこうやって歩くよね」と言って腕を後ろで組んで歩き出したのでみんなで笑いながら真似してたらほんとにそんな格好で歩いてる中国人らしくおじさんが居て、みんなでくすくす笑った。午後からはバンクーバーの日系博物館と、隣組(日系のサポート団体)の人たちとミーテイングをして、夕方は5時のフェリーでテイラーと一緒にビクトリアに戻ってきた。
11/24(月)
現実に戻り、普通に仕事。例によってかなりメールが溜まっており忙しかった。
11/25(火)
家で仕事。来週通訳する案件の打ち合わせをZoomで。
夜はずっと楽しみにしていたRental Familyを観に行った。現地でさゆりん夫婦にも会う。
火曜日は映画が割引の日なのでこの日にしたんだけど、すごく混んでいて、何事?と思っていたら、Wicked for Goodも公開された週だった。感想は下に。
11/26(水)
仕事の日。ランチを買わないといけない時は、最近はもっぱらダウンタウンのGood Filling Sankakuさんでおにぎらずやハンバーグ弁当を買うことが多い。この日は初めて買うジンジャー豚バラ丼を買ったら、めちゃくちゃ美味しかった。
11/27(木)
アメリカでは感謝祭だけど、カナダでは普通の木曜日。カリフォルニアに住んでいる友達からテキストメッセージが来て嬉しかった。
11/28(金)
ビクトリアにはこれまでユニクロがなかった(!)んだけど、最近ようやくできたのでちょっと覗きに行ってみたが、ブラックフライデーということをすっかり忘れていて、人の多さに辟易してすぐ帰ってきた。私は本当に消費主義というのが苦手で、モールの中をゾンビのように歩いている人たちをみてぞっとした。
午後からはPacific Opera VictoriaでやっているFound in Translationプロジェクトのミーティング。「メリー・ウィドウ」の中の曲を日本語に訳して、日本語を歌ってもらうのだが、歌手のタラネはイランからの移民。「イランでは歌を歌えないからカナダに来た」と言っていた。歌が歌えない国ってどうよ。。POVのオフィスを借りてミーティングしたけど、バイオリンを練習している音も聴こえてきて、そしてタラネの歌声も素晴らしく、久しぶりに、音楽っていいなあと実感。
夕方からは職場のホリデーパーティで、6時の開始の前に親しい仲間だけで一杯飲んでから行った。親しいスタッフのQがこの日でリストラされたので寂しかったが、スタッフパーティでは普段あまり話す時間のない人とも話せて楽しかった。
11/29(土)
オーガナイザーのMarcyにチケットをもらっていたので、ゴージパークで開催されたホリデイクラフトフェアに行ってきた。同僚のリサも来て、彼女のパートナーのハリエットとも初めて会った。夏にここで日本文化祭を開催した時にお世話になったベンダーさんがたくさんいたのでみんなに挨拶をする。日本のコンビニ並みに美味しい卵サンドなどを売っているWhisk& Yolkのカーラがいちごジャムを挟んだコッペパンを一つくれて嬉しかった。また、最近バンクーバーからビクトリアに戻ってきたミトラからも新しいイヤリングを買うことができれホクホク。こういうクラフトフェアのベンダーさん(食べ物とか石鹸とかジュエリーとか)はほんっとーーーーに大変だと思うので、できるだけサポートしたい。この日撮った動画はこちら。
今週聴いたポッドキャスト
99%Invisible - U is for Urbanism
公共TVで小さな子供達に教育の機会を与えるセサミ・ストリートが、いかにアーバニズムにも貢献してきたかというエピソードで面白かった。
今週観たTV・映画
Rental Family
日本人女性が監督したハリウッド映画ということで楽しみにしつつもちょっと緊張して観たけど、とても良かった!現代の日本を舞台にしたハリウッド映画というと「ロスト・イン・トランスレーション」が有名だけど、今回のはより現代的で、楽しくて可愛いだけじゃない、今の日本の闇も見せつつ、単純な心温まるストーリーじゃなく複数のレイヤーがあり、かつ希望を持たせてくれる素晴らしい映画だった。ブレンダン・フレイザーは昔から好きで、The Whaleでの大復活でもさらにファンになったけ人だけどこの作品でも、日本語がんばって練習したんだろうなーと思わせる好演技だった。そして、柄本明が素晴らしい。日本での公開は2月だそうで、公開されたらぜひ観て欲しい。こんな映画が作りたいんだよ、と思った。誰かと語りたくなる映画。
ドラマ関係では引き続き”Pluribus”を毎週齧り付くように観て、毎日「ばけばけ」を観(ようやく面白い展開になってきた)、週に1回「べらぼう」を観ている。Netflixでは「ちょっとだけエスパー」を観ていて、あと今週ようやく「タラレバ娘」を全て観終わった。
今週聴いた曲
今一番ヘビロテの曲はYOASOBIの「会心の一撃」。
もともとはRadwimpsの曲らしいけど、「会心の一撃」って言葉がすごくいいよね。最初にこの表現のことを知ったのはドラクエだけどさ。もともとのRadwimpsのMVをいてもらえばわかるけど、野球がテーマになっているのでYOASOBIバージョンではカキン!という効果音が入っていてとても好き。






